Yoというアプリがあったことを思い出した
2026-01-04
Yo、というアプリがあった。懐かしい。 端末内にまだデータは残っているようだが、もう動かない。
「Yo」だけを送るアプリ
文字通り、「Yo」というメッセージだけを相手に送るアプリだった。それ以上でもそれ以下でもない。シンプルすぎて逆に新しい、みたいな触れ込みだったと思う。
当時の記事を見返してみると、創業者はこんなことを言っていたらしい。 https://japan.cnet.com/article/35049714/
このアプリを8時間で作ったOr Arbel氏は「人は、これを『Yo』というだけのアプリだと思っているが、実際にはそうではない」とThe New York Timesに対して述べている。「われわれは、これをコンテキストベースのメッセージングと呼びたい。ユーザーは、話のコンテキスト(文脈)によって理解することになる」
みたいな。かっこいい。でも今見ると笑える。
一時期連打してたが結局使わなくなった
ダウンロードして、何度か友達と「Yo」を送り合って、それで終わった。そういう人がほとんどだったんじゃないだろうか。
シンプルすぎるコミュニケーションは、結局コミュニケーションとして成立しなかった。あるいは、LINEスタンプで十分だったのかもしれない。
時代の残骸
でも、こういうアプリがあったこと自体は面白い。スマホが一通り普及しきった頃の、何でもありな空気感。とりあえず作ってみる、というエネルギー。
端末の奥深くに眠るYoのデータは、そんな時代の小さな残骸なのだろう。
また10年後、今作っているものを見返して笑うのかもしれない